ヤーコンとは?
そもそもヤーコンとはどういったものなのでしょうか。実はヤーコンとは南アンデス原産のキク科の根菜、つまりサツマイモのような根菜なのです。芋の部分は果物の梨に似てシャキシャキとした食感で非常に甘みがあり、地元のアンデス地方では古くインカ帝国時代から親しまれ、今では世界でも有数の長寿国として知られています。(長野県も日本長寿県1位ですね!)ヤーコンの葉の部分ですが、なんと1.5~2mも伸びるので人の背丈以上にもなり、その葉や茎には土壌から吸い上げた栄養成分を豊富に含んでいます。
そんな歴史の古いヤーコンですが、実は日本には昭和60年(1985年)頃に伝わったとされています。しかしその当時の技術力では栄養成分が解明されず、一度は忘れ去られてしまいましたが地道な研究の結果、現在調べられているあらゆる野菜の中で、つまり世界で一番「フラクトオリゴ糖」を含んでいる魅力的な野菜だということが解明されました。そこから「オリゴ糖の塊のような芋」とされ、食物繊維やミネラルを豊富に含んでいることと合わせてダイエット効果と美味を兼備した健康根菜として今では脚光を浴び始めています。しかしフラクトオリゴ糖を世界一多く含んでいるというだけがヤーコンの魅力ではありません。「奇跡のお茶」とまで言わしめた理由は、他にも様々な栄養成分を含んでいるからなのです。
ヤーコンには4つの注目すべき栄養素があるんです!
フラクトオリゴ糖
ポリフェノール
カリウム
食物繊維
これだけ期待されているヤーコン!まさに「奇跡のお茶」と呼ばれるにふさわしい働きぶりですね! さあ、そんな「ヤーコン茶」はどのようにして作られているのか。